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Channel: 姿勢改善から腰痛,肩コリを見直す/体玄塾
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肩こりの基前肩の基のウォーキング

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結婚式の季節
ブライダルウォークは肩を極めよ


東京の先週末は、例年より早く桜が満開になり、絶好の結婚式日和でした。私も体玄塾スタッフの結婚式に出席してきました。

 


ウェディングドレスは肩を露出しますので、肩の位置が高かったり前に出てたりすると印象が悪くなると思います。
しかし、上がった肩や前に出た肩は良い位置に戻せたとしても、すぐに悪い位置に逆戻りします。
整体などの肩の矯正だけでは改善できません。
なぜなら、前肩など悪い肩の位置の人は、その悪い位置が身体全体からみると理にかなっているからです。


前肩になってしまう、歩き方とみんながやるあのストレッチ
                                                     
上の絵の歩き方は以前紹介しました歩き方ですが、右側は良さそうにみえますが、両方とも前肩になる歩き方です。
左の絵の肩を見て下さい、骨盤後傾型の猫背姿勢ですが、肩を赤い色で描いた良い位置にしますと後ろにひっくり返りそうになりますので、前に肩を出さないとバランスがとれません。ですから前に肩がなくてはならないのです。(体玄塾では「脊柱の後方崩れ落ち股関節型」と呼びます詳しくはここ

右の絵点線と実践の姿勢を比較して下さい。立っているときは猫背で、歩くときは姿勢を良くしようとして、胸腰移行部から後ろに背中を反って歩いているのです。これを一般的には、骨盤前傾型と呼び(出尻、反り腰とも言われる)、肩を前に出してバランスを取る左の骨盤後傾型と同じ様に、背中を後ろに反った分だけ肩を前に出してバランスを取ろうとしている人が、肩甲骨を寄せるようにして肩を無理やり良い位置にしようとしている姿勢と・歩き方です。
勘違いの背骨伸ばしとでもいいますか、力んでいます。
この悪い姿勢を体玄塾では「脊柱の後方崩れ落ち胸腰移行部型」と呼びます。
両方とも肩こりの姿勢です。
身体全体から肩を見て姿勢改善をし、その姿勢に則った優雅な歩き方がブライダルの歩き方に相応しいと思います。

体玄塾は肩が良い位置に定着する条件(環境)を知っています。
そしてそのようにする技術を持っています。
条件のひとつに肘(ひじ)はこうあるべきというのがあります。肘の使い方を攻略しなければ絶対に前肩は治りません。
これが前肩・肩コリ改善の大きな出来ないバリアです。説明するにはかなり複雑です。
それから、前肩改善のためにみんながよくやる胸のストレッチが前肩にしています
無料体験ができますので、体験してみてください。



バレエの基本「肩下げ」出来ない理由

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「肩下げ」は下げる方法を
教わりましょう

肩が上がっていることを注意されても、下げれる人はほとんどいません。
下げ方を教わらなければ、下げれません。

しかし、この「肩下げ」はとても奥が深く、バレエ以外の専門分野の領域なのです。
普通は「素質」で処理されてしまいます。
バレエスクールでは肩を正しく下げれる人のみを入れたいところでしょうが、それでは経営が成り立たなくてすべての人を受け入れているのです。

肩の下げ方を教えている教室もありますが、腕を下に下げた状態で肩が下げれても無駄です。なぜなら、ターンをするときの腕(上腕)は床と並行でなければならないからです。

繋がりあった体の仕組み
分かる者だけが教えられる領域「肩下げ」


肩甲骨は逆三角形の形をしていますが、その頂点を真下に下げ(本当は下げるのではなく、上がらないようにすること)首を長くするようにすることによって、体軸を作る。これが肩下げなのです。
下げるための筋肉は、主に広背筋と僧帽筋下部ですが、広背筋は腕を下げる筋肉でもあります。
腕を横に上げたまま肩甲骨を下げるには、広背筋一部は収縮させ、一部は収縮させないないよにする(絵、青い丸で囲んだ部分)必要があります。
この動作がとてもむずかしく、素質で処理されてしまうのです。
この肩下げには体の色々な部分との繋がりがあり、ルービックキューブの6面をそろえるような緻密さが必要なのですが、順を追っていけば誰でもできます。10年以上肩を注意されていた人でも、正しく下げる感覚をつかむだけですと、順を追っていけば数十分で出来ます。

肩の位置から首長、お腹の引き上げ、骨盤を立てる、アンデオール、などが変わってきて、軸ができて、先生から「悪い癖がほとんど抜けたね」(ゼロ、スタートの位置までやっとこれたね)と言われるまでは、沢山の関連したドリルを終えなければならないのです。
体玄塾の仕事はスタートラインまで持って行くことです。
これはバレースクールでは出来ない、今までにはない、専門分野だと思います。
是非、無料体験を受けてみてください。その場で肩は正しく下がります。


O脚治すにはO脚のメカニズムを知ろう

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O脚の原因は骨盤や脚のゆがみだけではない

O脚の原因としてよく取り上げられているのが「骨盤のゆがみ」、「外側へ体重がかかる」、「内股」、「膝のゆがみ」、「足首のゆがみ」などです。
これらはすべてO脚の原因であることは確かです。
しかし、なぜ上記のようなことが起こるのでしょうか?
O脚の本質的原因があるはずですが、生活習慣?悪い姿勢?
具体的に説明をしている文献やウェブサイトをみたことはありますか?

O脚の本質的原因
その本質とは「背骨の後方崩れ落ちによる後ろ重心」なのです。
「背骨の後方崩れ落ち」は体玄塾チーフカイロプラクター岡田潤の発想でして、不良姿勢の新たなとらえ方です。詳しくはこちら→http://www.taigenjuku.com/blog/2012/01/_type_the.html

O脚の代表的メカニズムで説明

この絵の姿勢は、出っ尻・反り腰、反張膝とも言われる不良姿勢です。
重力に負けた背骨が後方へ崩れ落ちたため、ひっくり返らないようそれを補うために連鎖して、骨格が絵に示した矢印の方向へ崩れてゆき、両膝が離れO脚になるのです。
別な言い方で説明しますと
背骨の形を崩す生活習慣(パソコン、スマホ、体育座りなど)

後ろ重心

後ろに倒れないように出っ尻
骨盤を緩め股を締め内股の習慣

腹筋・背筋・お尻締めエクササイズ、正しいと思っている正しくないストレッチなどが、更に後ろ重心を悪化させる

身体の外側に体重がかかり、外側の筋肉が発達する。運動とストレッチで更に発達

足の骨が外側に出っ張る

O脚
O脚治しには身体の軸づくりの技術が不可欠です。
そして軸づくりには「首長・肩下げ」『引き上げ」「アンデオール」などのバレエの技術が不可欠です。
しかし前回の記事で紹介しましたように、これらはバレエの指導者の領域ではないのです。
参考バレエダンス

X脚のメカニズム ニーイントーアウト

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X脚の本質的原因

前回の記事でO脚のメカニズムを紹介しましたが、X脚の本質的原因もO脚同様「背骨の後方崩れ落ちによる後ろ重心」なのです。
前回の記事を参考にしてください。)
O脚とX脚のメカニズムはどこから違ってくるのでしょうか。

それは内側に向くつま先の方向を気にして真っ直ぐにする習慣から、X脚のメカニズムになって行くのです。

骨盤から膝まではO脚と同じ内またですが、足の小指を反り、足首からつま先を外に向けて真っ直ぐする習慣です。

歩く時も小指を反るようにしてつま先(小指)から足を持ち上げることにより、脛(すね)を内側へ傾けてしまいます。

結果として膝が内側の方を向き、つま先は膝より外を向く「ニーイントーアウト」膝内向きつま先外向きという膝に悪い歩き方になってしまいます。

そして複雑に崩れた悪い骨格の積み上げになって行きます。

O脚もX脚も姿勢の崩れとそれによる間違った歩きの習慣でなります。

言いたいですが、正しくないと言えない正しいとみなさんが思っている(思い込んでいる) 正しくないやり方が更に悪化させますので注意してください。

X脚O脚の方は骨格が崩れていますので、ジョギングは控えるよう忠告します。
頑張ってやりますと、・・炎 ・・症という名の障害になりますので、先ずは改善をお願いします。



 

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ハワイ島ノースコナのレアなビーチ

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ビッグアイランドにはビッグが似合う

英語のできない日本人もおどおどしないで楽しく過ごせるところがハワイです。
日本語が飛び交う人口のワイキキビーチがあるのもハワイです。

しかし、
こういう所もハワイです。

ビッグママ


ハワイ島のガイドブックに、道も場所の名も載っていない、溶岩台地の先にあるビーチを見つけました。
コナ国際空港のすぐ隣にある Kekahakai State Park です。
ほとんどロコ(現地)の人しかいません。
                
入り口はこんな風景です。

ジープが似合う道です。ここに行くならレンタカーはジープが無難です。
ロコは凄い車で来てました。

これがビーチです。もちろん天然です。




ダンス引き上げと股関節

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ハワイ島キングスランドのハワイアンダンスショー

引き上げられた体幹はよく引き締まっています。
今回のメンバーは今までよりなぜか引き締まっていました。
観客も多くなったから、ショーをレベルアップしたのでしょうか。
レベルが上がったから観客も多くなったのでしょうか。


バレエ、アンデオールと引き上げ

アンデオールができていない。引き上げができていない。肩が前すぎる。ピケターンで腕が下がる。
すべて引き上げ方が間違っています。

「引き上げ」はバレエのみならず、スポーツなどの動作の基本中の基本です。
「引き上げ」というハードルを越えない限りは、どんぐりの背比べで終わります。

この「引き上げ」でよくある間違いが、赤い矢印の方向へ骨を動かそうとすることです。
青い矢印の方向へ骨を動かし、骨格を正しく積み上げるのが引き上げです。

胴回り、体幹、コアに目が行きそうですが、重要なのは股関節のコントロールです。
大腿骨を外旋(外回し)する動作を使って、骨盤を大腿骨上で前方へ動かすのです。(能力が必要です。)これで股関節が引き伸ばされる感覚になり、首を長くするようにすると「ツー」と体が引きあがっていきます。
つまり、正しいアンデオールが不可欠なのです。しかし、この指導も以前記事に書いたように、バレエスクールの領域外なのです。
その記事→http://www.taigenjuku.com/blog/2013/04/post_149.html

アンデオールについてはこれ↓
http://www.taigenjuku.com/blog/2012/08/post_119.html

胸郭の動かし方についてはこれ↓
http://www.taigenjuku.com/blog/2011/12/post_97.html

ドローインとバレエ引き上げ

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正しいドローインはとてもむずかしい

 新聞に、お腹をへこませる運動として、「ドローイン」が紹介されていました。英語で「内側に引く」という意味がドローインです。理学療法で取り入れられた手法ですが、「お腹がへこむ」効果に注目した腹筋運動の新種のような紹介でした。
やはりこの記事でも「筋肉を鍛える」「筋肉の再教育」「筋肉・内臓本来の位置」など、筋肉が主役でした。
骨格を本来の位置に戻すために、神経伝達の再教育という難しいところまで変えなければ、正しいドローイングにはならないはずです。
 
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image2 前回の記事で紹介しました「バレエの引き上げ」、それが出来れば、ドローイングも勝手に出来るでしょう。
しかし、この新聞記事でも、引き上げの注意と同じ、骨を、動かしてはいけない赤い矢印の方向へ動かす内容でした。
もし、骨格を正しい位置にすることができると、勝手にお腹が内側に引かれる感覚になるはずです。ほとんど力は入れません。
ただ、良いお手本と形態模写が出来るくらいの能力が必要です。
それはとても難しいと思います。

 
 あえて腹筋のことで言いますと、使った事がない動かし方が必要です。
腹横筋や内腹斜筋を正しく動かすには、外腹斜筋を使いやすい(赤の矢印)動かし方と逆方向へ動かす(緑の矢印)必要があります。これができますと胸郭を正しい位置に動かすことができるでしょう。
参考記事←クリック
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image4 しかし、大腰筋の協力が不可欠なのです。大腰筋を本来の(太さ)・長さ・柔らかさ・硬さに戻さなければできないのです。無理でしょう。
大腰筋は別名「達人筋」と呼ばれるぐらい扱いが、達人級に難しいのです。
もし、大腰筋を使いこなせたなら、ドローイングはすぐできます。
体玄塾の無料体験で体験できます。

最良のトレーニングは「実感」があること

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変わる実感を重ねることで
姿勢やスポーツパフォーマンスは改善される


筋力や柔軟性も必要ですが、感覚を変えることが最優先です。

例えばバイクやスキーで右ターンが苦手な人の場合はこうです。

しかし、このような姿勢の人が、左側の体幹が弱いからといってただ鍛えても、右側の体幹が縮んでいるからといってただストレッチしても突っ込めないという改善はできません。また、右へ体幹が落ちている姿勢も改善できません。
体は全身が繋がっていまして、そこを考慮した方法でなければ「変わった」という実感は特に得られません。
体玄塾が試行錯誤してやっとあみだしたこの方法でなければという方法がありまして、新感覚の実感を得られるドリルを積み上げるという改善法です。バレエの「引き上げ」もこれで改善します。

「こうやって動くのか」という実感を確かめながら実感を重ねてゆくことで、スキーのターンも格段に上達するのです。
これは楽しいですよ!


姿勢改善とは ①

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筋肉の強化とストレッチで姿勢改善できるのか

  「肩の高さが左右違う」とか「骨盤がズレている」とか「右足が左足に比べ外に向いている」などの自覚や指摘を受け、それは「何筋が弱く何筋が硬い」、「どこどこの筋肉を偏って使っている」 からなどの原因の説明を受けるということは、姿勢改善トレーニングに際してのよくあるパターンです。
更に原因として、「脚の組み方がいつも同じだから」「腰を丸めて座っているから」もよく耳にします。
これも筋肉のせいにされてしまいます。
筋肉の強化とストレッチで改善できるのでしょうか?

骨格の正しい積み上がり(良い姿勢)が生活習慣や作業により崩され続け、感覚(位置覚、運動覚、抵抗覚、重量覚)が誤作動を起こしているのが悪い姿勢なのです。
正しい骨の位置や崩れそうな骨格を察知するセンサー、センサーによって動く
身体になるよう能力の強化こそが、姿勢改善トレーニングなのです。

つづく

姿勢改善とは ②

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姿勢センサーと修正の能力向上が姿勢改善(姿勢矯正)の決め手

前回の記事では、「骨の位置などを察知するセンサーによって動く身体づくりが姿勢改善です。」と紹介しましたが、今回はどうすればセンサーによって身体が動くのかを簡単に説明します。

              

上記の絵は背骨に見立てた積木をイメージして描きました。積木と積木の間にはゴムみたいな物が挟まってくっ付いていると思ってください。
左側の絵ですが、一番下の積木を右へ傾けるとその上は右へずり落ちそうになります。一番上の大きなブロックは床と平行になるように無理やりしました。人の身体では、耳の奥の内耳に平衡感覚を司る三半規管が作動して、体が傾くと頭を水平に保とうとして上の左絵のようになります。一時的に傾いた場合はこれでいいのですが、いつも傾いていると、右へずり落ちていることも傾いていることもセンサーがボケてわからなくなり、歪んだままになってしまうのです。
これを改善させるには、
カイロプラクティックや特殊なストレッチなどで、一度正しく積み上げます。(矯正)
それから、右側の絵のようにブロックを落とさないような感覚で注意しながら傾ける訓練をします。三半規管へは「今はわざと傾けているのだよ」と傾きを納得させて行います。

ところでどうすれば傾けたときに、ブロックを落とさないような感覚になれるのか、それはバレエの引き上げができればその感覚になれます。これまでも何度かバレエの引き上げについての記事も書きましたが、残念ながらこれはバレエスクールでもなかなか教えきれないほどむつかしいのです。
積み上げるにもトレーナーの精密な目と手の感覚が不可欠です。その技術は体験するのが早道です。

体玄塾のDVD CMMエクササイズ「美しい姿勢と歩き方」でも紹介しています。

スポーツ雑誌に「動作力トレーニング」載る

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「正しく立つ・歩くでスキーが変わる」という記事が

スキーグラフィックに掲載されました

記事を書きましたのは、体玄塾トレーナーの八巻稔秀です。
スキーをする方にとっては、これまでどうしてもできなかったことが、なぜできないのか、どうすればできるようになるのかをイラスト写真いっぱいの20ページの特集で紹介されています。
スキーをしない方でも、姿勢・歩き方、他のスポーツ、ダンスの基本トレーニングの参考にとてもなる記事になっています。
これまでこの体玄塾のウエブサイトでは、あえて紹介しなかった中心的なドリル(トレーニング)も掲載されています。
特に「姿勢維持トレーニング」は必見です。(スキーグラフィックを購入して見てね)
このトレーニングは、チーフカイロプラクターの岡田(体玄塾スキー・モーグル部監督兼主将)が特に推奨するトレーニングです。

                 

新感覚の前肩矯正

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東京東中野 体玄塾の前肩矯正、その発想はちょっと違う
肩の位置を矯正しても無駄ですよ、その訳は・・・
下の絵を見てください。
Aが典型的な「前肩」ですが、一般的には「猫背」「骨盤後傾」などと言われている姿勢でもあります。
この背骨・骨盤の位置で肩を後方へ動かそうとしても動きません。
そこでBのように、胸を突き出してはじめて肩を後ろに動かすことができるのですが、ちょっとマッタ!!
そのBの姿勢は、「でっ尻・反り腰」ではないですか。
このウォーキングヲォッチで以前紹介しました「勘違いの良い姿勢」でもあります。最近流行の「骨盤起こしエクササイズ」もBのようにならないように注意してください。
 

正しくは、こうです。

C の絵のように肩を動かすのではなく、胴体(背骨)を良い位置に動かすのです。
背骨を生理的(自然な)弯曲にすることなのです。
バレエを習っている人がなかなか出来ない、あの「引き上げ」をすればいいのです。
これまでもバレエの「引き上げ」について何度も書いてきましたが、全身が関与していて、また間違った感覚や考え方が壁となって、なかなか出来ないのが「引き上げ」なのです。
安易な考え方や発想では姿勢の改善・矯正はできないのです。

膝の形も引き上げ次第

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なぜ膝が綺麗に伸びないのか深い訳があります
バレエでは「肩を上げないで」「腕をさげないで」など肩に関する注意が多いようですが、膝に関する注意事項も多いようです。
「膝を真っ直ぐ伸ばして」とか「膝が落ちている!あげて~」などです。
注意はされますが、どうすれば解決改善するかの指導はなされていないようです。他のダンスやスポーツの現場でも指摘はされますが解決改善策はほとんどないのが現状です。

この絵は実際のパーソナルレッスン(パーソナルトレーニング)の時に体玄塾のホワイトボードに書いて説明したものです。
膝が曲がっているように見えたり、膝が落ちているように見えたりしているのは、大腿骨(モモの骨)と脛骨(すね)が膝の関節でズレているからなのです。
なぜズレるのか?
それは膝裏を伸ばすからです。そのようにやると、足首の角度を直角より広げる、つまり脛骨(すね)を後ろへ膝からズラしてしまうのです。これを「過伸展」と言います。このような膝を「反張膝(はんちょうひざ)」と呼びます。
なぜ過伸展させるのか?
それは真っ直ぐ立とうとして、引き上げようとして、肩を下げようとして、アンデオールしようとして膝を力ませてしまうのです。(実際はふくらはぎと腿上部を力ませています。)
正しい引き上げができないからです。普段の姿勢も悪いのです。
今回の引き上げの感覚は、胸のマンゴーを開き、お腹のマンゴーは開かないようにイメージして、胸椎を引き伸ばし、股関節を伸展させ、仙骨を前方へズラすようにと指示しました。
これらの一連の動作の一つ一つは、事前にドリルでできるようにしてありますので、こういう指示が可能なのです。
正しい膝の伸展(伸ばし方)は下記の絵のように指導します。
             
立っている時の膝の伸ばし方は、Bの脛骨(すね)上で大腿骨を動かすのですが、反張膝の場合はAのように大腿骨を固定したようにして、脛骨を矢印の方向へ動かすドリルをします。そうすれば、膝はO脚やX脚でなければ真っ直ぐになります。
しかし、このドリルをする時も「引き上げ」が不可欠なのです。
色々訳があって膝が伸びないないのを、「膝が落ちている」と怒鳴られても無理でしょう。

太い太ももと下っ腹が気になる

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太い腿(もも)もポッコリおなかも
          体幹の崩れから

落ちたヒップや出っ張った太もも、緩んだ下腹部は単なる筋トレでは改善できません。
ヒップは力んで下がり、腿は筋肉で更にボリュウムアップし、下腹部はちょっと気を抜くとポッコリ出てしまいます。
原因が「筋肉が弱い」という理由ではないからです。
下の絵で説明します。
            
Aの姿勢を積木で表現するとBのようになります。
前回の記事で書きました落ちている膝、ズレている膝と同じような姿勢です。膝ばかりでなく体幹(胴体)もBのようにズレて落ちたり倒れたりしているのです。これにより、これ以上崩れないように頑張ったヒップや腿は太くなり、あきらめた下っ腹は緩んでしまった結果こうなのです。

この体がズレたような不良姿勢は、25個の骨で構成されている背骨がズレ落ちるようにしてできます。ですからただ筋トレしても改善しないのです。
中には悪化させる筋トレ(体幹トレ)もありますので注意してください。
ズレたところを戻すような動作力とでも言いましょうか、骨を正しく動かす能力をつけましょう。
参考レッグプッシュアップ←クリック

体玄塾ではこの動作力を付けるマシーンを手づくり(マシーン改造)しています。

無料で体験できます。

Weddingプラン

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【Weddingプラン】
大切なご家族の結婚式にきれいな『姿勢』『歩き』にしませんか!!


結婚式の主役は、新郎・新婦、特に新婦は特別な存在。
その新婦をエスコートする人としてお父様が選ばれた時、そのお父様がおぼつかない姿勢や歩き方では大事な娘さんを美しく魅せる事は出来ません。
また、新郎父としては祝宴最後の挨拶で貫録ある姿勢でいられるかも重要です。
『その日だけ良い姿勢に!!』には限界があり、頑張り過ぎてしまうことでかえって緊張した
違和感のある姿勢・仕草になってしまいます。
慣れない動きをいかにして自然に表現できるかは、事前の練習と日頃の意識によって得た自信からです。 大切なご親族の門出に最善なご準備のお手伝いをさせていただくプランです。
想いを体現するには≪姿勢≫を正す事が近道です。

体幹の操作技術を身につけよう

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役立たずの体幹トレーニング

先日あるテレビ番組 で、姿勢壁チェックの立ち位置から片脚を上げれるかというのをやっていました。
これはゆがみのチェックだそうです。
上げれない人はゆがみがあり、それは体幹が弱いからだそうです。

体玄塾のグループレッスンクラスで同じ事をやってもらいました。
高齢者もゆがみがある人もいる8人のクラスですが、全員できました。
ゆがみや体幹が弱いから上げれないというにはあてはまらないようです。

上げれない原因は、体幹と股関節の使い方にあります。
腿を上げる時、腿と骨盤部の重さとのバランスを取ろうとして、骨盤の部分を後ろにズラス(お尻を引く)癖のある人が多くいます。お尻の後ろに壁があったらお尻を引けないからその人の腿は上がらないというわけです。

すなはち、体幹は強くするトレーニングの前に適切に動けるようにする訓練が必要なのです。
体幹に限らずすべてに当てはまります。

このような適切な訓練を常日頃からグループレッスンクラスのメンバーはやっていたので出来たのです。
姿勢を良くしたい、下腹を引っこめたい、脚を細くしたいと思うなら、適切に動けるようにする訓練をすることから始めましょう。

動作力向上の骨盤起こし

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ただの骨盤起こしでは意味がない
重心移動という言葉が度々このウォーキングウォッチ記事に出てきますが、理想的な重心移動ができれば自動的に骨盤は起きます。
セグウェイという乗り物を想像してみて下さい。
ハワイ・オワフ島・カイルアで楽しく乗ることができます。


骨盤から上の身体が股関節に乗って移動するのが理想です。
スムーズに重心を移動させるには骨盤は起きていなければならないのです。
ただし、前に移動する時は、骨盤から上の身体が倒れないようにする前傾させる力が働かなければ、後ろに倒れようとして「ギッタンバッタン」してしまいます。
また、脛(すね)が前傾を維持できるかが決め手となります。これがなかなかできません。
こういうのを出来るように、動作の能力を高める訓練が必要なのです。
こういうことを体玄塾は日々やっているのです。

明日2013年8月25日日曜日、ボクシング界がとても注目している2つの試合があります。
柴田明雄 東洋太平洋チャンピオンvs村田諒太 ロンドン五輪金メダリスト プロデビュー戦
田口良一 日本ライトフライ級チャンピオンvs井上尚弥 日本1位 怪物と言われる新人

怪物達を迎え撃つ二人のチャンピオン両方のトレーナーがなんと同じトレーナーなのです。そして私の教え子なのです。
石原雄太君です。ボクシング選手ではなかった彼は、多くのボクシングジムを断られましたが、やっと雇ってくれたのがワタナベジムの女将さんでした。そしてここまでたどり着きました。これも動作力を信じてやってきた成果だと思います。
動作力でボクシングを変えるという夢を持って戦う明日の試合を応援してください。
(フジテレビ午後7時)

動作力:体玄塾トレーナー八巻が作った言葉です。  

正しい骨盤おこしと体幹感覚

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骨盤おこしには欠かせない体幹の引き上げ感覚
骨盤おこしは美容スタイルにはもちろん欠かせませんが、ダンスやスポーツ特にスキーとボクシング(武道・格闘技も)には欠かせません。
美容面で骨盤おこしが流行っているようですが、間違った方法も多いですので気をつけてください。
骨盤が悪い意味で前傾している人、つまり出っ尻反り腰の人が骨盤おこしでそれを改善しようとしてかえってスタイルを悪くしてしまう事も多くあります。

左は出っ尻反り腰の絵ですが、大腿骨の上で骨盤(寛骨)が後ろに落ちそうになっているのを大腿直筋(ももの筋肉)と脊柱起立筋(腰の筋肉)が落ちないように骨盤を前傾させた悪い意味での骨盤前傾姿勢です。
つまり力んだ立ち方です。

右は大腿骨上に骨盤が正しく乗っていますのでスッキリ立っている感覚です。この姿勢が基本となり、股関節から上体を前傾させるのが正しい骨盤前傾です。
この骨盤前傾がスポーツに於ける動作を良くしてくれるのです。

腹筋トレーニングとお尻締めはしない方が良い
体幹をジャバラ提灯に例えて骨盤おこしを説明します。
よくある間違いが左の絵です。前傾を起こそうとしておなか(腹直筋)とお尻(大殿筋)を締める方法です。
正しくは右側の絵のように、矢印の方向へジャバラを広げる感覚にすることです。
この引き上げが出来た人に感覚を聞きますと「今までに味わったことが無い感覚」と言います。そのあとに「これ覚えられるかな」と言います。
これには全身の関節がリンクしていますので、なかなか大変ですよ。
しかし、これはまだスタートラインに立っただけです。ここから動作に入るのですから更に大変ですよ。
これまで沢山書いてきましたこのウォーキングウォッチの記事も、ほとんどがジャバラを広げる感覚(引き上げ)に関係していると言ってもよいぐらいです。

骨盤前傾・後傾改善の要は大腰筋と背骨

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背骨を語らない骨盤おこしはありえない
骨盤おこしは背骨の引き上げで決まります。
骨盤だけ色々やってもまったく結果は変わりません。
「骨盤の前傾や後傾は背骨の後方崩れ落ちによって起きますよ」と、この体玄塾ブログで何度か紹介してきましたが、骨盤で悩んでいる人は前回の記事と合わせてこの記事を読んでください。

では説明します。
赤く塗られた筋肉の絵が今回主役の大腰筋です。
今回は「引き上げ」というバレエで使われる表現で背骨伸ばしを表しましたが、このブログに「引き上げ」は何度も登場していますので省略します。
さて、背骨が引き上げられると大腰筋はどうなるか?
引き伸ばされます。
そうすると、大腰筋によって中央の絵のように背骨腰椎が斜め下へ引っ張られ、「仙骨のうなずき」がおきます。それと同時にモモの骨大腿骨が外側へ回ります。ここが大事なのです。
骨盤が起きてバランス良い立ち方というのは、横から見て大腿骨が胴体の真下に来なくてはならないのです。
多くの人の大腿骨が内側に向いて(内旋して)胴体の前側に大腿骨があるため骨盤を傾けてバランスをとっています。ですから、大腿骨を外側へ回すことが大事なのです。(バレエでアンデオールが大事な訳も同じです。)
二枚目の絵を見てください。

大腿骨を外側へ回す股関節の外旋筋を代表して梨状筋と大殿筋に登場してもらいました。
引き上げによって仙骨のうなずきがおきますと、その筋肉達が仙骨側に引っ張られる形になり股関節外旋がおきます。
上の絵をもう一度見てください。大腰筋が大腿骨の小転子と言われるところに付いているのがわかりますね。
今度は下の絵の大腿骨を上からみた「真上からの絵」を見てください。
大腰筋が小転子を引っ張ることにより、大腿骨が外旋しながら前方へ動き骨盤を起こす補助をします。
つまり、背骨が引き上げられることによって大腰筋が伸ばされ仙骨と大腿骨がが動き骨盤が起きるという訳です。

これまでの「引き上げ」「骨盤おこし」「アンデオール」の記事ももう一度見なおしてみてください。

補足説明があります。(次の記事)http://www.taigenjuku.com/blog/2013/10/post_164.html

骨盤おこしで何が変わる?

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骨盤おこしで人生が変わるかも

骨盤おこしで姿勢が変わる。
姿勢が変わればパフォーマンスが変わる。
パフォーマンスが変われば・・・省略・・・人生がかわる。
外反母趾、膝痛、腰痛、肩こり改善などでスッキリ集中力が出ます。やる気もでます。持続力もつきます。
O脚・X脚、猫背、反り腰、二重あごなどの改善でスタイルが良くなり生き生き若く見えるようになります。
スポーツパフォーマンスが上がり、試合に勝てます。

「立腰」論を提唱した教育者もいました。⇒体玄塾スタッフのブログをみてください。
                       http://ameblo.jp/thalamus-k-f/entry-11595768098.html

スポーツパフォーマンスに関しては、⇒  http://ameblo.jp/yuta330/entry-11601266538.html

前回の記事の補足

「大腿骨を上から見た絵」というところが分かりにくかったと思いますので、補足説明します。
赤い丸で囲んだところが大腿骨骨頭です。
大腿骨を軸としてこの骨頭を前に数ミリから1・2センチ矢印の方向へ動かすことができますと骨盤が起きます。



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