急激に起きた怪我・・・スポーツ外傷(捻挫、肉離れ、靭帯の断裂や損傷、脱臼など)
と
使いすぎの怪我・・・スポーツ障害(腰痛、膝通、肩痛、肘痛、疲労骨折など)
があります。
スポーツにおける怪我の原因は奥深い
スポーツ外傷の原因は、一般的にはぶつかったりころんだり捻ったりなど、スポーツ中に大きな外力が一時にかかることで起きた怪我で、それはウォーミングアップやストレッチ不足が原因で起きやすくなると言われています。
スポーツ障害の原因は、一般的には使い過ぎで起きた怪我や痛みで、それは練習内容が多過ぎたり用具が合っていなかったり筋肉の衰えウォーミングアップやストレッチ不足が原因で起きやすくなると言われています。
しかし体玄塾的には、なぜぶつかったりころんだり捻ったりするのか?なぜ練習量がふえるのか?どうしてトレーニングや練習をしているのに筋肉が衰えるのか?など、原因の原因を解明したくなるのです。ウォーミングアップ不足やストレッチ不足、筋力不足で済まされるのでしょうか。
ぶつかるのは、視野が狭いから余裕がないから未熟だから。
ころんだり捻ったりするのは、重心コントロールと体軸が悪いから。スリップしやすいところなどを予測できないから。
肉離れやアキレス腱断裂をするのは、筋の収縮だけの筋トレなどトレーニングの質やストレッチの質が悪いから。
これらはウォーミングアップやストレッチだけでは間に合いません。
練習量が多過ぎるのは、技術を上げなければならないのに練習量を上げなければ不安で気が済まないから。トレーナーが「これだけで十分、大丈夫です。」と言い切れないから。
練習をしているのに筋肉が衰えるのは、その筋肉が動作中に正しく使われていいない、トレーニングがプレーに反映していないから。
原因をまとめますと
身体コントロールが正しく出来ていないから、出来ていれば怪我を防ぎます。
例えばイチロー選手の様に上手い選手は怪我をしないのです。
身体コントロールを良くするには?
- プロプリオセプション(筋肉、関節、腱の中に存在する感覚器の働き)を良くすること。
感覚器は非常に小さな体の傾きも感知することができ不安定を安定にさせます。これは重心コントロールや体軸に関係しますが、筋肉や腱の張力と共同して重心コントロールや体軸ができます。 - 筋肉や腱の張力(バネの様な筋肉で動かされる関節)を向上させること。
全身をバネや良く伸びる強くてなかなか切れないゴムのようにして、効率良く連動させることを目的としたトレーニングをすれば、筋、腱、骨を守ってくれます。
もしかして怪我をしやすいトレーニング?
上記の1. と2. を正しく積み上げていきますと、パフォーマンスも一段と向上し、更に楽しく永くプレーができます。もしかして怪我をしやすいトレーニングになっていないか、怪我を防ぐトレーニングへと変えなければ、怪我をしやすくなります。そしてパフォーマンスも落ちて引退となります。
体玄塾の使命は、ただ怪我の予防だけではなく、楽しく永くプレーして戴き、スポーツファンが増えて社会を明るくすることです。
運悪く怪我をされた方
スポーツ外傷は応急処置をして専門ドクターへ直ちに行ってください。痛みが消えたら体玄塾へ